コウノドリいよいよ最終回!小松の同期助産婦で妊婦の武田を演じている須藤理彩は夫を亡くしたばかり?
小松(吉田羊)の同期の助産師である武田(須藤理沙)が出産の日を迎えます。順調に思えた出産にまさかの出来事が…。
妊婦武田役の須藤理沙
コウノドリ最終回の妊婦さんの一人、助産婦で小松の同期の武田役は、須藤理沙さんです。予告をみたところ、武田の出産は波乱を迎えそうですね。様態が急変し生死を彷徨う事態となりそうです。出産を控えた妊婦さんは、本人も周りも生まれてくる赤ちゃんとの未来の生活を描いているでしょうにまさか出産で命を落とすとは想像もしないですよね。でも医療現場では稀に起こり得ることなのでしょうね。
須藤さんはプライベートで去年ご主人を亡くされています。ロックバンド「ブンブンサテライツ」のボーカリスト川島道行さんです。まだ一周忌を偲ばれたばかりです。
そんな時にこの生死の淵を彷徨うというという役どころ、どのように感じながら演じられたのでしょうか。
川島道行さんは、須藤さんと結婚する前から脳腫瘍を患っていたようです。亡くなるまでに5回発症しています。音楽活動をしながらずっと病と闘っていたのですね。ご夫婦には二人のお子さんがいらっしゃいますが、子育てをしながら病気の夫を支え、女優業もされていた須藤さん。抱えているものは大きかったでしょうに、色々なドラマで拝見する限りそんな大変さを微塵も感じさせませんでしたね。今回のコウノドリの武田の役も、小松と同様、強く明るくたくましくといったそんな印象を受ける役柄ですね。今回の武田の役を演じるにあたって、亡くなった川島さんを思い出さないわけがないでしょう。須藤さんは、川島さんが亡くなった時、皆様へと題してコメントを残されています。
10月9日早朝、5時12分。大雨の降る中、まるで歌いだすかのごとく大きくブレスをとり、川島道行は永遠の眠りにつきました。(中略)
運命を受け入れ、もがきながらも懸命に音を奏で続け生き抜いた川島道行を、誇りに思います。
このコメントを踏まえて最終回のコウノドリでの須藤さんの演技に注目すれば、さらに感慨深いものになるでしょうね…。
小松と武田の友情
小松と武田は看護学校時代からの同級生でした。小松が助産師になるのをあきらめようか迷っていたとき「武田がいなかったら私は助産師あきらめてた」といい、一方武田は「こまっちゃんがいたから自分は助産師になったんだ」と言っています。そんな武田の出産と命の危機に直面した小松の心情を思ったら涙せずにはいられないと思います。まさに出産は何が起こるか分からない。サクラ先生の言う通り「出産は奇跡」という言葉が一段と心に響いてきそうです。どうか武田と赤ちゃんの命が無事でありますように。コマっちゃんがついてるから大丈夫!!でありますように。
【いよいよ最終回】
チームのみんなそれぞれの思いと最後の奇跡。涙と感動が待っていることでしょう。本当に名残惜しいのですが、見届けるしかありませんね。
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