上野の国立科学博物館の見どころと、子供と一緒に行くときの効率的なまわり方、入館料や意外と知られていない休館日と営業時間についてお知らせしています。科博は見どころいっばい!絶対に外せないポイントと子供と一緒に丸一日科博を満喫するまわり方をご紹介します。
目次
国立科学博物館の入館料はいくら?
常設展入館料は大人は620円、高校生以下の子供は無料です。
子供が無料なのは本当に助かりますよね~。ありがたい!
特別展示の入館料はその展示によって異なるみたいなので、その都度チェックしてください。
営業時間と休園日
営業時間は朝9:00からで終了時間は通常17:00ですが、土日やゴールデンウィーク、夏休み期間などは21:00までだったりとバラバラです。
子連れの場合はあんまり遅くまで利用するということはなさそうですが、気になる方はHPなどでチェックしてくださいね。
そして注意したいのが、休館日があること!
こういった施設って年中無休か年末年始くらいしか休まなそうですが、なんと毎週月曜日はお休みなのです!(月曜日が祝日の場合は火曜日にちゃっかり休む)
今どき、毎週ちゃんとお休みなんて。。。と思いますが、公立の図書館や美術館とかも月曜日はお休みですもんね。。。子連れは月曜日に上野に行ってはいけないな。(上野動物園もお休みだしね)
男子が喜ぶ見どころと言えば!
国立科学博物館で男子が喜ぶ最大の目玉と言えばやっぱり恐竜!
国立科学博物館は日本館と地球館の2棟に分かれていますが、どちらの棟にも恐竜の骨が展示されています。
恐竜の骨の化石の種類の多さやメジャー度合いで言えば、地球館の展示の方がティラノサウルスやトリケラトプスなどの化石がずらーーーっと展示されているので、圧巻なのですが、日本館の恐竜化石もあなどれません!
日本館には日本で発掘された恐竜の化石が展示されているんです。
中でもフタバスズキリュウの化石展示は我が家の男子も大好き!
長ーい首の恐竜が自分の上から見下ろしているような迫力のある展示です。
フタバスズキリュウの第一発見者が当時高校生だったというのも子どもたちの夢をとっても刺激するようです。
どこか遠い国の誰かさんの話ではなくて、自分たちの住む日本で、まだ学生の高校生が恐竜の化石を発掘した!と聞いたら「もしかしたら僕も化石発掘できる?!」と夢が膨らみますよね。
日本館でぜひ見ておきたい展示は?
日本館は本当に見どころ満載なのですが、これだけは見逃せない!というのもをピックアップしてみました!
3F フタバスズキリュウ化石、日本に落下した隕石
2F 江戸時代のミイラ、忠犬ハチ公、カラフト犬ジロ
1F 自然を見る技の展示室にいらっしゃる「かはくボランティア」さんの解説
そして、日本館の建物全体!中央ホールから眺める天井のドームやステンドグラスは必見です。この建物自体が国の重要文化財に指定されています。
B1F シアター360の映像
世界館は見どころだらけ!
もう世界館は上から下まで見どころだらけなので、どこを見ていただいてもいいのですが(笑)
見逃したらもったいない!という展示だけピックアップしてみますね。
3F コンパス(詳しくは別記事で!)、ニホンオオカミ
2F 小惑星イトカワの微粒子
1F ダイオウイカ、マッコウクジラ
B1F 恐竜の化石
B2F マンモス、猿人・原人・旧人の復元
B3F 月の石
もう説明するまでもないような有名なものばかり!どれも本物が目の前にあるんですよ!
さすが国立!展示されているものも種類の多さも展示の方法もレベルが日本一です!
子供と一緒にまわる国立科学博物館の効率的な見方は?
国立科学博物館はもう本当に見どころが多すぎて、まる1日かけても見きれない!という贅沢な博物館なのですが、子どもと一緒だと全部くまなく見て回るというのは難しいですよね。
子供はだんだん飽きてきてしまいますし、大人だってそんなに長時間歩いていたらヘトヘトになってしまうものを子供に求めるのは無理ってもんです。
私がいつも子どもと一緒に科博をまわるときの順番をご紹介しますね。
まず、科博へは朝一番で行きます!
理由はコンパスの整理券をゲットするため!
科博は朝9時からオープンなので、9時前には到着するように。
もし大人が何人かいるようであれば、大人一人をチケット獲得要員として並んでもらっておいて、残っと大人と子供は展示を見て回るというのが効率的です。
そして、まずは日本館を攻めます。
世界館に比べると展示の規模が小さいので、子どもたちが圧倒される前に回りきることができます。
そして、シアター360へ。
シアター360では360度全面をスクリーンとして使った映像が上映されています。
1回の上映時間は10分から15分くらい。
上も下も横も前も後ろもぜーーんぶ映像!
自分は動いていないのに乗り物に乗っているような不思議な感覚におそわれます。
暗いのが怖いお子さんはちょっと難しいかも。
うちの子も怖がりなのですが、何事も経験!と思って一緒に入ってみたらすっごく面白かった!と言っていましたよ。(入る前は嫌がっていたのですが。。。笑)
シアター360を見終わったら世界館へ移動します。
世界館へ移動するには一度、日本館の建物を出て世界館の建物に入ります。
その日本館と世界館の間にちょっとした広場のようなスペースがあるので、ここでちょっと休憩。
ここでは飲食もOK。世界館の前のロッカーを通り越した奥に自動販売機もあるので、飲み物でも飲んで外でちょっとゆっくりします。
ずーーーっと建物の中にいると、子供が息苦しく感じるんじゃないかな~と思って。
特に博物館の中は展示のために照明が暗く設定されているので、余計にそう感じるのかもしれませんね。
ここでちょっと自由に走り回らせておいて、スッキリしたところで、世界館へGO!
このへんで、コンパスの予約時間がどこかに入ってくると思うので、途中でコンパスをたのしみつつ世界館を回ります。
コンパスの会場は3Fなので、その時間に合わせて3Fからまわるか、地下からまわるか決めてもいいですね。
世界館を見ている途中でランチタイムがくると思います。
そこでまた休憩も兼ねてお昼を食べます。
お昼は持参して外で食べるのがオススメ。
国立科学博物館は再入場できるので、いったん外に出てお昼を食べてから戻ってくるというのも出来ます。
地球館屋上にあるスカイデッキやハーブガーデンは飲食可能スペースなので、そちらで食べるの気持ちいいですよ~。
お昼を持参していない場合は、地球館奥にあるレストラン「ムーセイオン」や日本館の入り口近くにあるカフェを利用することも出来ます。
が、ランチタイムは激混みなので、行列は必至です。
平日などのすいている時期でない場合は、お昼を持ち込んで食べた方が効率がいいですよ~。
荷物は無料コインロッカーがたくさんあるので、そちらを利用すれば安心です。
お昼が済んだら、まだ見ていない展示を見て終了!
本当にまる1日国立科学博物館でたのしむことが出来ますね!
まとめ
子供と一緒に国立科学博物館を効率的にまわる順序をおさらいすると。
1. コンパスのチケットをとる
2. 日本館を見る
3. シアター360
4. 日本館から世界館へ移動する途中の広場で休憩
5. コンパスでたのしむ
6. 世界館を見る
7. お昼を食べる
8. 世界館の残りの展示を見る
こんな感じです。
まず一番最初にコンパスの整理券をとる!!!
これさえ済んでしまえば、あとの順番はテキトーでも構いませんね!(笑)
子供と一緒の場合は、広場や屋上なんかの屋外での休憩をはさむと、比較的飽きずにたのしんでくれますよ。
そして!最後にミュージアムショップでしか手に入らないお土産も忘れずに!
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