2月に放送2500回を迎えた、長寿音楽番組「題名のない音楽会」。今、司会を努めている五嶋龍さんが3月いっぱいで降板し、4月からは新しく、俳優の石丸幹二さんが司会を担当することになりました。この石丸幹二さん、
五嶋龍さんは、音楽家家庭に育って、幼少期から神童と呼ばれ注目されたいた名バイオリニストですから、歴代最年少の司会と言っても全然違和感はありませんでしたよね。
まさに、クラシック音楽の申し子といった感じで、音楽の実力も、その若々しく爽やかな佇まいも、日曜朝の音楽番組にぴったりでした。
五嶋龍さんについてはこちら
さてさて、4月から新司会をされる石丸幹二さんはその辺のところ大丈夫なのかしら?
最近の石丸さんは、ドラマ「半沢直樹」の意地悪部長役で注目を集めたり、大河ドラマ「花燃ゆ」に出演されたりと、テレビ俳優として活躍されていますね。
元は劇団四季のミュージカル俳優で四季のトップスターでした。
劇団四季のミュージカル俳優ってトップスターでも一般的にはそんなに名前が知られていないですよね。そんな彼の名前を全国的に有名にしたのがこのCM。
ネスカフェ ゴールドブレンドの「違いのわかる男」シリーズ。
1996年のCMだからもう20年も前なんですね。
この「ダバダ~~~」のCM音楽、懐かしい~。
劇団四季は10年前の2007年に退団されていますが、その後もミュージカル、舞台、テレビなどで活躍されています。
でも、ミュージカル俳優だからと言って、ちゃんとクラシック音楽やオーケストラについて語れるのか?
と言ったら、ちょっと不安が残りますよね。2代目司会者の武田鉄矢さんのようにトークがピカイチなんでしょうか?
ということで、石丸幹二さんの経歴についてちょっと調べてみました。
「題名のない音楽会」新司会者 石丸幹二さんプロフィール
名前 石丸幹二(いしまるかんじ)
生年月日 1965年8月15日(51歳)
出身地 愛媛県新居浜市
血液型 A型
身長 175cm
1965年 愛媛県出身。
幼少の頃から高校入学までに、ピアノ、スネアドラム、トロンボーン、サクソフォーン等に触れる。
幕張西高校普通科音楽コースにてチェロを学ぶ。
東京音楽大学音楽学部器楽科にてサックスを専攻するが、3年時に中退。
87年、東京藝術大学音楽学部声楽科に入学。
90年、劇団四季『オペラ座の怪人』ラウル・シャニュイ子爵役でデビュー。
91年、東京藝術大学卒業。
劇団四季にて舞台俳優として活動を続ける。07年12月、退団。
1年の充電期間を経て、09年より俳優活動を再開し、舞台のみならず映像分野にも幅を広げる。
10年には初のソロアルバム発売、ソロコンサート開催と、音楽活動も本格的にスタートした。
東京音大、東京藝大で学んでいた正統派
プロフィールにある通り、小さい頃から楽器に親しんでいて、高校では音楽科でチェロを、
大学では東京音楽大学でサックスを
東京藝術大学で声楽を学んでいたとは!
ただの歌のうまいイケメンではなかったのね~。
音大や芸大に入るのって本当に狭き門。だから音大生、芸大卒ってだけでもすっごく尊敬してしまいます!
東京藝術大学では声楽を専攻されていたということで、あのミュージカルで聞かせてもらっている美しい歌声も基礎のしっかりしている、プロフェッショナルな歌声なのです。
これで、「石丸幹二はクラシック音楽を語れるのか?」という心配はなくなりましたね。
トークもこなせる
そんな、プロフェッショナルミュージカル俳優の石丸幹二さん。
トークの実績も買われての今回の抜擢だったようです。
番組側は、石丸がNHKニューイヤーオペラコンサートの司会を3年連続で務めるなど、トークの実力を発揮していることも踏まえ、起用を決定。
ほほぅ。歌も上手くて、ダンスもできて、音楽の知識もあって、イケメンで、しかもトークも出来るとは!
NHKのニューイヤーオペラもたくさんの音楽家たちが出演しているから、こちらの司会をこなせるのであれば、きっと「題名のない音楽会」も心配ないですね。
過去にはご自身が「題名のない音楽会」への出演も
佐渡裕さんが司会だった頃に「題名のない音楽会」へ出演もされているんですね。
このミュージカル音楽の回の題名のない音楽会は保存版ですな!新妻聖子さんの歌声も素晴らしい!
「題名のない音楽会」の司会を務めるにあたって、石丸幹二さんは
「『題名のない音楽会』は、クラシック音楽を日常生活の中で気軽に耳にできる貴重な時間。私ならではのどんな『色』を番組に添えることができるのか、期待しつつ待ち望みたい」
と意気込みを語られています。
石丸幹二さんが司会を務めるのは4月2日の放送回から。たのしみですね!
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